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ハスクバーナ草刈り用肩掛けバンド BALANCE XT2で刈ってみた
草刈りで体がきつくなる原因は、草刈機そのものの重量だけではありません。機械の重みが肩や腕の片側に集中し、刈払機を振るたびに姿勢を支え続けることが、じわじわと疲労につながります。 特に暑い日の草刈りは、少しでも負担を減らしたいところです。そこで今回使ってみたのが、ハスクバーナの草刈り用ハーネス「BALANCE XT2」です。通常の肩掛けバンドと比べて何が違うのか、実際に刈払機を装着して草刈りを行いながら確認しました。 BALANCE XT2は、草刈機の重みを全身へ分散するハーネス 一般的な肩掛けバンドでは、刈払機の荷重が片方の肩に集まりやすくなります。作業中に肩が痛くなったり、腕で機械を支える感覚が強くなったりするのは、この荷重の偏りが大きな理由です。 BALANCE XT2は肩、背中、腰まわりで刈払機を支えるフルハーネス型です。機械を単に吊るすのではなく、体の中心に近い位置でしっかり保持するため、重みを全体に分散しやすい構造になっています。 実際に装着してみると、刈払機の重さが片側に引っ張られる感じが少なく、体についてくる感覚があります。負荷がなくなるわけではありませんが、肩や腕だけで無理に支えないので、作業中の姿勢がかなり楽になります。 背中のバランサーが体格と動きに追従する BALANCE XT2の大きな特徴は、背面中央にあるバランサー部分です。背中のプレートには複数の穴があり、体格や身長に合わせて取り付け位置を調整できます。自分の体に合った長さにセットすることで、刈払機を無理のない位置で吊りやすくなります。 さらに、この背面部分は固定されたままではなく、動きに合わせて可動します。草刈りでは前かがみになったり、斜面で体を傾けたり、左右へ刈払機を振ったりします。そのたびにハーネスが突っ張ると、機械の扱いにくさや体への負担につながります。 BALANCE XT2は体勢の変化に追従しながら、バランスを保つように作られています。平地だけでなく、足元が安定しにくい場所や、体の向きを変えながら刈る場面でも、この追従性が効いてきます。 着脱はワンタッチ。しっかり固定しながら緊急時にも外しやすい フルハーネスと聞くと、着脱が面倒そうに思うかもしれません。しかしBALANCE XT2は、胸まわりや腰まわりのベルトにワンタッチ式のバックルを採用しています。車のシートベルトのように、差し込めばしっかり固定できる構造です。 装着時は、肩ベルトを通して胸と腰のバックルを留め、自分の体に合わせてベルトを調整します。きつく締め付けるのではなく、刈払機を吊ったときにハーネス全体で荷重を受けられる位置に合わせるのがポイントです。 草刈機との接続部も、従来のハーネスと同じようにレバー操作で外せます。万一、機械をすぐに体から離したい状況になったとき、迷わず解除できることは大切です。普段は確実に支え、必要なときには素早く外せる。この基本がしっかり押さえられています。 実際の草刈りで感じた3つの違い 実際に草地や畦のような場所で刈払機を使ってみると、通常の肩掛けバンドとの差ははっきり感じられました。今回の現場は草がそれほど伸びていない状態でしたが、それでもハーネスによる負担の違いは十分に分かります。 1. 体への負荷が分散される まず感じるのは、刈払機の重さが肩だけに乗らないことです。背中、肩、腰で支えるため、機械を持っているというより、体と一緒に支えている感覚になります。 草刈りでは長時間、刈払機を左右に振り続けます。荷重が一点に集中すると、肩や首まわりが先に疲れてしまいます。BALANCE XT2では全身に負荷が分散されるため、特定の場所だけがつらくなりにくいと感じました。 2. 腕への負担が少ない 刈払機を腕で持ち上げ続ける必要が少なくなるため、腕がかなり楽です。もちろんハンドル操作は必要ですが、機械の重さを腕力で支える割合が減ります。...
ハスクバーナ草刈り用肩掛けバンド BALANCE XT2で刈ってみた
草刈りで体がきつくなる原因は、草刈機そのものの重量だけではありません。機械の重みが肩や腕の片側に集中し、刈払機を振るたびに姿勢を支え続けることが、じわじわと疲労につながります。 特に暑い日の草刈りは、少しでも負担を減らしたいところです。そこで今回使ってみたのが、ハスクバーナの草刈り用ハーネス「BALANCE XT2」です。通常の肩掛けバンドと比べて何が違うのか、実際に刈払機を装着して草刈りを行いながら確認しました。 BALANCE XT2は、草刈機の重みを全身へ分散するハーネス 一般的な肩掛けバンドでは、刈払機の荷重が片方の肩に集まりやすくなります。作業中に肩が痛くなったり、腕で機械を支える感覚が強くなったりするのは、この荷重の偏りが大きな理由です。 BALANCE XT2は肩、背中、腰まわりで刈払機を支えるフルハーネス型です。機械を単に吊るすのではなく、体の中心に近い位置でしっかり保持するため、重みを全体に分散しやすい構造になっています。 実際に装着してみると、刈払機の重さが片側に引っ張られる感じが少なく、体についてくる感覚があります。負荷がなくなるわけではありませんが、肩や腕だけで無理に支えないので、作業中の姿勢がかなり楽になります。 背中のバランサーが体格と動きに追従する BALANCE XT2の大きな特徴は、背面中央にあるバランサー部分です。背中のプレートには複数の穴があり、体格や身長に合わせて取り付け位置を調整できます。自分の体に合った長さにセットすることで、刈払機を無理のない位置で吊りやすくなります。 さらに、この背面部分は固定されたままではなく、動きに合わせて可動します。草刈りでは前かがみになったり、斜面で体を傾けたり、左右へ刈払機を振ったりします。そのたびにハーネスが突っ張ると、機械の扱いにくさや体への負担につながります。 BALANCE XT2は体勢の変化に追従しながら、バランスを保つように作られています。平地だけでなく、足元が安定しにくい場所や、体の向きを変えながら刈る場面でも、この追従性が効いてきます。 着脱はワンタッチ。しっかり固定しながら緊急時にも外しやすい フルハーネスと聞くと、着脱が面倒そうに思うかもしれません。しかしBALANCE XT2は、胸まわりや腰まわりのベルトにワンタッチ式のバックルを採用しています。車のシートベルトのように、差し込めばしっかり固定できる構造です。 装着時は、肩ベルトを通して胸と腰のバックルを留め、自分の体に合わせてベルトを調整します。きつく締め付けるのではなく、刈払機を吊ったときにハーネス全体で荷重を受けられる位置に合わせるのがポイントです。 草刈機との接続部も、従来のハーネスと同じようにレバー操作で外せます。万一、機械をすぐに体から離したい状況になったとき、迷わず解除できることは大切です。普段は確実に支え、必要なときには素早く外せる。この基本がしっかり押さえられています。 実際の草刈りで感じた3つの違い 実際に草地や畦のような場所で刈払機を使ってみると、通常の肩掛けバンドとの差ははっきり感じられました。今回の現場は草がそれほど伸びていない状態でしたが、それでもハーネスによる負担の違いは十分に分かります。 1. 体への負荷が分散される まず感じるのは、刈払機の重さが肩だけに乗らないことです。背中、肩、腰で支えるため、機械を持っているというより、体と一緒に支えている感覚になります。 草刈りでは長時間、刈払機を左右に振り続けます。荷重が一点に集中すると、肩や首まわりが先に疲れてしまいます。BALANCE XT2では全身に負荷が分散されるため、特定の場所だけがつらくなりにくいと感じました。 2. 腕への負担が少ない 刈払機を腕で持ち上げ続ける必要が少なくなるため、腕がかなり楽です。もちろんハンドル操作は必要ですが、機械の重さを腕力で支える割合が減ります。...
混合燃料とチェーンオイルを間違ってしまった時の対処法
チェンソーを使っていると、一度はやってしまいそうになるのが、混合燃料とチェーンオイルの入れ間違いです。実は私自身も経験があります。 本来、燃料タンクには混合燃料を入れ、チェーンオイルタンクにはチェーンオイルを入れます。しかし、給油口が近くにある機種では、うっかり逆に入れてしまうことがあります。 大切なのは、間違いに気づいた時点でエンジンをかけないことです。早く対処すれば、修理店へ持ち込まず、その日の作業に戻れるケースもあります。 ただし、今回の方法はどのチェンソーにも使えるわけではありません。プライミングポンプ付きのチェンソーで行える、応急的な洗浄方法です。プライミングポンプがない機種では、燃料経路を同じように強制洗浄できません。 まず確認したい、燃料タンクとチェーンオイルタンクの役割 チェンソーには、基本的に2つのタンクがあります。 燃料タンク: エンジンを動かすための混合燃料を入れる場所 チェーンオイルタンク: ガイドバーとソーチェーンを潤滑するチェーンオイルを入れる場所 混合燃料はエンジンで燃焼する前提の液体です。一方、チェーンオイルは粘りのある潤滑油です。燃料タンクへチェーンオイルを入れたまま始動すると、エンジンはかかる場合もありますが、白煙が多く出たり、その状態がなかなか収まらなかったりします。 さらに、燃えたチェーンオイル由来のカーボンがプラグなどに付着する原因にもなります。間違えたまま「とりあえずかけてみる」はおすすめできません。 この対処法ができるチェンソーの見分け方 ポイントは、燃料を送るためのプライミングポンプが付いているかどうかです。始動前に透明または半透明の小さなポンプを何度か押し、燃料をキャブレター側へ送るタイプですね。 プライミングポンプ付きのチェンソーでは、燃料タンクから燃料フィルター、ホース、キャブレター、プライミングポンプ、戻りホースを通り、再びタンクへ液体が戻る構造になっています。 この循環を利用すると、誤って燃料系統へ入ってしまったチェーンオイルを、混合燃料でできるだけ押し戻して洗浄できます。 反対に、プライミングポンプが付いていない場合は、この方法では通路内を十分に洗えません。その場合は無理に始動せず、購入店や修理対応の店舗へ相談してください。 入れ間違いに気づいた段階で対処は変わる まだプライミングポンプを押していない場合 入れた直後に気づき、まだプライミングポンプを押していないなら、対処は比較的シンプルです。 チェーンオイルタンクへ誤って入れた混合燃料を抜く 燃料タンクへ誤って入れたチェーンオイルを抜く 燃料タンクに少量の混合燃料、またはガソリンを入れてタンク内をすすぐ すすいだ液を抜く 正しい混合燃料とチェーンオイルをそれぞれ入れ直す この時点では、まだチェーンオイルがキャブレターやホース内に入っていないため、タンク内の洗浄をしっかり行うことが中心になります。 プライミングポンプを押してしまった場合 問題になるのは、燃料タンクにチェーンオイルを入れた状態でプライミングポンプを押してしまったケースです。 チェーンオイルは混合燃料より粘りがあります。そのため、ポンプを押した時の戻りが遅い、押しても燃料が上がりにくいといった違和感が出ることがあります。この違和感で入れ間違いに気づくことも少なくありません。 ポンプを押してしまった場合は、チェーンオイルが燃料ホースやキャブレターまで回っていると考えてください。タンクだけを空にしても十分ではなく、燃料通路も洗浄する必要があります。...
混合燃料とチェーンオイルを間違ってしまった時の対処法
チェンソーを使っていると、一度はやってしまいそうになるのが、混合燃料とチェーンオイルの入れ間違いです。実は私自身も経験があります。 本来、燃料タンクには混合燃料を入れ、チェーンオイルタンクにはチェーンオイルを入れます。しかし、給油口が近くにある機種では、うっかり逆に入れてしまうことがあります。 大切なのは、間違いに気づいた時点でエンジンをかけないことです。早く対処すれば、修理店へ持ち込まず、その日の作業に戻れるケースもあります。 ただし、今回の方法はどのチェンソーにも使えるわけではありません。プライミングポンプ付きのチェンソーで行える、応急的な洗浄方法です。プライミングポンプがない機種では、燃料経路を同じように強制洗浄できません。 まず確認したい、燃料タンクとチェーンオイルタンクの役割 チェンソーには、基本的に2つのタンクがあります。 燃料タンク: エンジンを動かすための混合燃料を入れる場所 チェーンオイルタンク: ガイドバーとソーチェーンを潤滑するチェーンオイルを入れる場所 混合燃料はエンジンで燃焼する前提の液体です。一方、チェーンオイルは粘りのある潤滑油です。燃料タンクへチェーンオイルを入れたまま始動すると、エンジンはかかる場合もありますが、白煙が多く出たり、その状態がなかなか収まらなかったりします。 さらに、燃えたチェーンオイル由来のカーボンがプラグなどに付着する原因にもなります。間違えたまま「とりあえずかけてみる」はおすすめできません。 この対処法ができるチェンソーの見分け方 ポイントは、燃料を送るためのプライミングポンプが付いているかどうかです。始動前に透明または半透明の小さなポンプを何度か押し、燃料をキャブレター側へ送るタイプですね。 プライミングポンプ付きのチェンソーでは、燃料タンクから燃料フィルター、ホース、キャブレター、プライミングポンプ、戻りホースを通り、再びタンクへ液体が戻る構造になっています。 この循環を利用すると、誤って燃料系統へ入ってしまったチェーンオイルを、混合燃料でできるだけ押し戻して洗浄できます。 反対に、プライミングポンプが付いていない場合は、この方法では通路内を十分に洗えません。その場合は無理に始動せず、購入店や修理対応の店舗へ相談してください。 入れ間違いに気づいた段階で対処は変わる まだプライミングポンプを押していない場合 入れた直後に気づき、まだプライミングポンプを押していないなら、対処は比較的シンプルです。 チェーンオイルタンクへ誤って入れた混合燃料を抜く 燃料タンクへ誤って入れたチェーンオイルを抜く 燃料タンクに少量の混合燃料、またはガソリンを入れてタンク内をすすぐ すすいだ液を抜く 正しい混合燃料とチェーンオイルをそれぞれ入れ直す この時点では、まだチェーンオイルがキャブレターやホース内に入っていないため、タンク内の洗浄をしっかり行うことが中心になります。 プライミングポンプを押してしまった場合 問題になるのは、燃料タンクにチェーンオイルを入れた状態でプライミングポンプを押してしまったケースです。 チェーンオイルは混合燃料より粘りがあります。そのため、ポンプを押した時の戻りが遅い、押しても燃料が上がりにくいといった違和感が出ることがあります。この違和感で入れ間違いに気づくことも少なくありません。 ポンプを押してしまった場合は、チェーンオイルが燃料ホースやキャブレターまで回っていると考えてください。タンクだけを空にしても十分ではなく、燃料通路も洗浄する必要があります。...
ハスクバーナ草刈り用肩掛けバンド バランスXとバランスXT2の違いをわかりやすく紹介
草刈りって、機械本体の性能ばかり見られがちなんですけど、実際に長時間使っていくとかなり差が出るのが肩掛けバンドです。 特に刈払機は、エンジンでもバッテリーでも、ずっと体に荷重がかかる作業になります。普通の肩掛けバンドだと肩に食い込む、腰がしんどい、振りにくい、下を刈る時に無理が出る。こういう悩みが本当に多いです。 そこで今回は、ハスクバーナの草刈り用ハーネスであるバランスXと、新しく出たバランスXT2を比べながら、どこが違うのか、どんな人に向いているのかを整理していきます。 先に結論を言うと、従来のバランスXでも十分かなり楽です。ただ、価格差がそこまで大きくないなら、サポート性や調整幅を考えてXT2の完成度はかなり高いと感じました。 まずは結論。バランスXT2は何が進化したのか 大きな違いは、単純に新しいモデルというだけではありません。装着した時のサポート感そのものが変わっています。 見た目でまず分かりやすいのが、パッドの幅です。XT2は肩まわりも背中まわりも、よりしっかり荷重を受ける形になっていて、草刈機の重さを一点で受けにくくなっています。 さらに背中側のプレート形状も違います。XT2は亀の甲羅のような立体的な構造で、体に沿いながら荷重を分散しやすい作りです。従来のバランスXも悪くないのですが、XT2の方が全体的に「支えてくれている感」が強いです。 実際に作業してみると、この差はかなり体感しやすいです。肩に乗るというより、ハーネス全体で持ってくれる感覚に近いですね。 バランスXとXT2の違いを順番に見ていく 1. ショルダーパッドが幅広く、より厚くなった XT2はショルダーストラップが幅広になっていて、パッドも厚めです。これだけでもかなり印象が変わります。 草刈りでつらいのは、重さそのものよりも荷重が狭い範囲に集中することです。肩掛けバンドが細かったり、パッドが安定しなかったりすると、機械を振るたびに食い込みやズレが起きます。 XT2はその点がかなり改善されています。作業中に肩の位置でしっかりと止まりやすく、振った時にもズレにくい。肩が痛くなりやすい人には、この差は大きいと思います。 2. 背丈に合わせてS・M・Lで高さ調整できる XT2のかなり良いところがここです。背中側の調整機構で、体格や背丈に合わせて位置を変えられます。 上側のロック部を外して、S・M・Lの位置に合わせてセットする仕組みです。これによって、ハーネス全体の当たり方が変わります。 これがあると何が良いかというと、肩だけでなく腰位置とのバランスが取りやすくなります。身長や体型に対して合っていないハーネスは、どれだけパッドが良くても結局しんどいんですよね。 XT2はその点で、より自分の体に寄せやすいモデルです。 3. 腰まわりがモールシステム風で拡張性がある 腰に当たる部分には、ハスクバーナのバッグや小物入れなどを取り付けられるような構造があります。いわゆるモールシステムのような使い方ができるイメージです。 現場で使う人にとっては、これが地味に便利です。ちょっとした収納があるだけで、作業のしやすさが変わります。 しかも、この部分はアクセサリーだけではなく、ハスクやゼノアのバッテリー式機械で使う予備バッテリーの取り付けにも対応しやすい構成になっています。バッテリーを本体側ではなくハーネス側で持たせ、配線でつないで本体を軽くする使い方もできます。 バッテリー式刈払機を使う場合、本体の軽さは作業効率に直結します。こういう周辺の配慮までされているのは、かなり実用的です。 4. 刈払機を吊るロープ位置の高さ調整ができる...
ハスクバーナ草刈り用肩掛けバンド バランスXとバランスXT2の違いをわかりやすく紹介
草刈りって、機械本体の性能ばかり見られがちなんですけど、実際に長時間使っていくとかなり差が出るのが肩掛けバンドです。 特に刈払機は、エンジンでもバッテリーでも、ずっと体に荷重がかかる作業になります。普通の肩掛けバンドだと肩に食い込む、腰がしんどい、振りにくい、下を刈る時に無理が出る。こういう悩みが本当に多いです。 そこで今回は、ハスクバーナの草刈り用ハーネスであるバランスXと、新しく出たバランスXT2を比べながら、どこが違うのか、どんな人に向いているのかを整理していきます。 先に結論を言うと、従来のバランスXでも十分かなり楽です。ただ、価格差がそこまで大きくないなら、サポート性や調整幅を考えてXT2の完成度はかなり高いと感じました。 まずは結論。バランスXT2は何が進化したのか 大きな違いは、単純に新しいモデルというだけではありません。装着した時のサポート感そのものが変わっています。 見た目でまず分かりやすいのが、パッドの幅です。XT2は肩まわりも背中まわりも、よりしっかり荷重を受ける形になっていて、草刈機の重さを一点で受けにくくなっています。 さらに背中側のプレート形状も違います。XT2は亀の甲羅のような立体的な構造で、体に沿いながら荷重を分散しやすい作りです。従来のバランスXも悪くないのですが、XT2の方が全体的に「支えてくれている感」が強いです。 実際に作業してみると、この差はかなり体感しやすいです。肩に乗るというより、ハーネス全体で持ってくれる感覚に近いですね。 バランスXとXT2の違いを順番に見ていく 1. ショルダーパッドが幅広く、より厚くなった XT2はショルダーストラップが幅広になっていて、パッドも厚めです。これだけでもかなり印象が変わります。 草刈りでつらいのは、重さそのものよりも荷重が狭い範囲に集中することです。肩掛けバンドが細かったり、パッドが安定しなかったりすると、機械を振るたびに食い込みやズレが起きます。 XT2はその点がかなり改善されています。作業中に肩の位置でしっかりと止まりやすく、振った時にもズレにくい。肩が痛くなりやすい人には、この差は大きいと思います。 2. 背丈に合わせてS・M・Lで高さ調整できる XT2のかなり良いところがここです。背中側の調整機構で、体格や背丈に合わせて位置を変えられます。 上側のロック部を外して、S・M・Lの位置に合わせてセットする仕組みです。これによって、ハーネス全体の当たり方が変わります。 これがあると何が良いかというと、肩だけでなく腰位置とのバランスが取りやすくなります。身長や体型に対して合っていないハーネスは、どれだけパッドが良くても結局しんどいんですよね。 XT2はその点で、より自分の体に寄せやすいモデルです。 3. 腰まわりがモールシステム風で拡張性がある 腰に当たる部分には、ハスクバーナのバッグや小物入れなどを取り付けられるような構造があります。いわゆるモールシステムのような使い方ができるイメージです。 現場で使う人にとっては、これが地味に便利です。ちょっとした収納があるだけで、作業のしやすさが変わります。 しかも、この部分はアクセサリーだけではなく、ハスクやゼノアのバッテリー式機械で使う予備バッテリーの取り付けにも対応しやすい構成になっています。バッテリーを本体側ではなくハーネス側で持たせ、配線でつないで本体を軽くする使い方もできます。 バッテリー式刈払機を使う場合、本体の軽さは作業効率に直結します。こういう周辺の配慮までされているのは、かなり実用的です。 4. 刈払機を吊るロープ位置の高さ調整ができる...
便利!デプスを研ぐ!チェーンソーの目立てを楽にするチェーンソーデプス調整器
チェーンソーの目立てをしているのに、なぜか思ったほど切れない。そんなときは刃先だけでなく、デプス調整まできちんとできているかを見直した方がいいです。 丸やすりでカッターの刃を整えることは知っていても、デプスまで触っている人は意外と少ないです。でも実際には、ここを合わせないとせっかく刃を研いでも木にしっかり食い込まず、切れ味が戻りません。 今回は、チェーンソーのデプスを研ぐときにかなり便利な道具、ニシガキ工業のチェーンソーデプス調整器について、仕組みと使い方をわかりやすくまとめます。 そもそもデプスとは何か チェーンの刃をよく見ると、切る刃の前に小さく突き出た部分があります。これがデプスです。役割としては、刃がどれくらい木に食い込むかを決める部分です。 カッターの刃だけを何度も目立てしていくと、刃は少しずつ後ろへ下がりながら小さくなっていきます。すると相対的に、前にあるデプスが高く感じる状態になります。 この状態になるとどうなるか。 刃が木に十分届かない 先にデプスが当たってしまう 研いだはずなのに切れ味が出ない 無理に押し込むような使い方になりやすい つまり、チェーンソーの切れ味は刃だけで決まるわけではないということです。刃とデプスの高さ関係が適正であって、はじめてしっかり切れるようになります。 よくある従来のやり方 デプスを調整する方法としては、一般的に目立てゲージを使うやり方があります。 ゲージをチェーンに引っかけて、飛び出しているデプス部分だけを平やすりで削る方法です。これ自体は昔からある定番のやり方で、もちろん調整はできます。 ただ、実際にやってみると少し手間を感じやすい部分があります。 ゲージを当てる 外して削る もう一度高さを確認する 足りなければまた削る この繰り返しになりやすく、慣れていないと少し煩わしいです。 さらに、ゲージを乗せたまま作業するとゲージ側まで削れてしまうことがあるので、確認と作業を分けながら進める必要があります。ここが面倒に感じる人も多いはずです。 デプス調整が楽になる専用アイテム そこで便利なのが、ニシガキ工業のチェーンソーデプス調整器です。 この道具の良いところは、板状のガイドとダイヤモンドやすりが一体になっていることです。別々の道具を持ち替えながら作業しなくていいので、かなり扱いやすいです。 仕組みはシンプルです。 前後の刃に板を乗せるようにセットすると、中央のダイヤモンドやすりがデプスに当たります。そのまま研いでいくと、デプスは少しずつ低くなっていきますが、必要なところまで下がるとそれ以上は削れにくくなります。 つまり、感覚任せで削るよりも、適正な高さに合わせやすいわけです。 この調整器のメリット 実際に使うメリットを整理すると、かなりわかりやすいです。...
便利!デプスを研ぐ!チェーンソーの目立てを楽にするチェーンソーデプス調整器
チェーンソーの目立てをしているのに、なぜか思ったほど切れない。そんなときは刃先だけでなく、デプス調整まできちんとできているかを見直した方がいいです。 丸やすりでカッターの刃を整えることは知っていても、デプスまで触っている人は意外と少ないです。でも実際には、ここを合わせないとせっかく刃を研いでも木にしっかり食い込まず、切れ味が戻りません。 今回は、チェーンソーのデプスを研ぐときにかなり便利な道具、ニシガキ工業のチェーンソーデプス調整器について、仕組みと使い方をわかりやすくまとめます。 そもそもデプスとは何か チェーンの刃をよく見ると、切る刃の前に小さく突き出た部分があります。これがデプスです。役割としては、刃がどれくらい木に食い込むかを決める部分です。 カッターの刃だけを何度も目立てしていくと、刃は少しずつ後ろへ下がりながら小さくなっていきます。すると相対的に、前にあるデプスが高く感じる状態になります。 この状態になるとどうなるか。 刃が木に十分届かない 先にデプスが当たってしまう 研いだはずなのに切れ味が出ない 無理に押し込むような使い方になりやすい つまり、チェーンソーの切れ味は刃だけで決まるわけではないということです。刃とデプスの高さ関係が適正であって、はじめてしっかり切れるようになります。 よくある従来のやり方 デプスを調整する方法としては、一般的に目立てゲージを使うやり方があります。 ゲージをチェーンに引っかけて、飛び出しているデプス部分だけを平やすりで削る方法です。これ自体は昔からある定番のやり方で、もちろん調整はできます。 ただ、実際にやってみると少し手間を感じやすい部分があります。 ゲージを当てる 外して削る もう一度高さを確認する 足りなければまた削る この繰り返しになりやすく、慣れていないと少し煩わしいです。 さらに、ゲージを乗せたまま作業するとゲージ側まで削れてしまうことがあるので、確認と作業を分けながら進める必要があります。ここが面倒に感じる人も多いはずです。 デプス調整が楽になる専用アイテム そこで便利なのが、ニシガキ工業のチェーンソーデプス調整器です。 この道具の良いところは、板状のガイドとダイヤモンドやすりが一体になっていることです。別々の道具を持ち替えながら作業しなくていいので、かなり扱いやすいです。 仕組みはシンプルです。 前後の刃に板を乗せるようにセットすると、中央のダイヤモンドやすりがデプスに当たります。そのまま研いでいくと、デプスは少しずつ低くなっていきますが、必要なところまで下がるとそれ以上は削れにくくなります。 つまり、感覚任せで削るよりも、適正な高さに合わせやすいわけです。 この調整器のメリット 実際に使うメリットを整理すると、かなりわかりやすいです。...
3つのバッテリー式刈払い機を使って実験|マキタ・共立・ゼノアの違いは?
バッテリー式刈払い機を選ぶとき、気になるのはカタログスペックだけではありません。実際に負荷がかかったときにどういう挙動をするのか。止まりやすいのか、粘るのか、それとも保護制御が早めに入るのか。 今回は、マキタ MUR007、共立エコー BSR510、ゼノア BCi260の3機種を使って、ちょっと変わった比較実験をしてみました。 試したのは、たらいに張った水の中で、ナイロンカッターに意図的に逆方向の水流負荷をかけるというものです。普通の草刈りとは違う条件ですが、こういう極端な負荷をかけると、各メーカーの制御や機械の性格が見えやすくなります。 もちろん、この結果だけで機械の良し悪しすべてが決まるわけではありません。各メーカーとも、いろいろな使用状況を想定して設計していますし、保護制御の考え方も違います。 そのうえで、バッテリー式草刈機・刈払機選びの参考になる一例として、かなり面白い結果が出ました。 今回実験した3機種 マキタ MUR007 共立エコー BSR510 ゼノア BCi260 電圧だけ見ても、それぞれ性格が違います。 マキタ MUR007は40Vクラス 共立エコー BSR510は3機種の中でバッテリー容量的にも存在感が大きいモデル ゼノア BCi260は36Vで、今回の中では電圧がもっとも低い部類 普通に考えると、電圧が高いほうが有利そうに見えます。ただ、実際の使用感や負荷への反応は、単純に電圧だけでは決まりません。モーター制御、保護回路、出力の出し方、粘り方など、いろいろな要素が効いてきます。 実験方法。できるだけ条件をそろえて比較 こういう比較で大事なのは、できるだけ条件をそろえることです。今回は、次の点を統一して試しました。 同じメーカーのナイロンカッターを使用 ナイロンコードの長さをそろえる 同じように水流負荷がかかる状態で実施 ナイロンカッターやコードの長さが変わると、回転抵抗や負荷のかかり方が変わります。そうなると、本体の差なのか、アタッチメントの差なのか分からなくなってしまいます。 そのため、なるべく同条件に寄せて、機械そのものの違いが出やすいようにしています。...
3つのバッテリー式刈払い機を使って実験|マキタ・共立・ゼノアの違いは?
バッテリー式刈払い機を選ぶとき、気になるのはカタログスペックだけではありません。実際に負荷がかかったときにどういう挙動をするのか。止まりやすいのか、粘るのか、それとも保護制御が早めに入るのか。 今回は、マキタ MUR007、共立エコー BSR510、ゼノア BCi260の3機種を使って、ちょっと変わった比較実験をしてみました。 試したのは、たらいに張った水の中で、ナイロンカッターに意図的に逆方向の水流負荷をかけるというものです。普通の草刈りとは違う条件ですが、こういう極端な負荷をかけると、各メーカーの制御や機械の性格が見えやすくなります。 もちろん、この結果だけで機械の良し悪しすべてが決まるわけではありません。各メーカーとも、いろいろな使用状況を想定して設計していますし、保護制御の考え方も違います。 そのうえで、バッテリー式草刈機・刈払機選びの参考になる一例として、かなり面白い結果が出ました。 今回実験した3機種 マキタ MUR007 共立エコー BSR510 ゼノア BCi260 電圧だけ見ても、それぞれ性格が違います。 マキタ MUR007は40Vクラス 共立エコー BSR510は3機種の中でバッテリー容量的にも存在感が大きいモデル ゼノア BCi260は36Vで、今回の中では電圧がもっとも低い部類 普通に考えると、電圧が高いほうが有利そうに見えます。ただ、実際の使用感や負荷への反応は、単純に電圧だけでは決まりません。モーター制御、保護回路、出力の出し方、粘り方など、いろいろな要素が効いてきます。 実験方法。できるだけ条件をそろえて比較 こういう比較で大事なのは、できるだけ条件をそろえることです。今回は、次の点を統一して試しました。 同じメーカーのナイロンカッターを使用 ナイロンコードの長さをそろえる 同じように水流負荷がかかる状態で実施 ナイロンカッターやコードの長さが変わると、回転抵抗や負荷のかかり方が変わります。そうなると、本体の差なのか、アタッチメントの差なのか分からなくなってしまいます。 そのため、なるべく同条件に寄せて、機械そのものの違いが出やすいようにしています。...
ゼノア バッテリー式刈払機 BCi260シリーズについて解説します
暑い季節の草刈りや刈払作業で、バッテリー式が「すぐ止まるのでは?」という不安を持つ方はまだ多いはずです。実際、電動工具全般に共通する悩みとして、熱がたまりやすい環境では保護機能が働いて止まってしまうケースがあります。 そこで今回注目したいのが、ゼノアのバッテリー式刈払機「BCi260シリーズ」です。新発売のモデルとして、操作性、回転数の合わせやすさ、そして何より「熱で止まりにくい」方向にしっかり投資しているのがポイント。エンジン式に近い運用感を目指した設計で、バッテリー式の弱点が年々薄れてきている流れを体感できます。 ここからは、BCi260シリーズの特徴を、実用目線で整理して紹介します。 BCi260シリーズの基本スペックと互換性(36V、ループと両手) BCi260は「ループハンドル仕様」と「両手ハンドル仕様」の2つのタイプがあります。 ループハンドル:バッテリーなし時 3.3kg 両手ハンドル:バッテリーなし時 3.6kg バッテリー:36V さらに使える範囲としては、ゼノアのバッテリーでもハスクバーナーのバッテリーでも対応可能です。チェーンソーなどの関連製品のバッテリーも含め、メーカーをまたいだ互換性を意識した作りになっています。 「いま手持ちのバッテリーがあるから乗り換えにくい」という悩みは、草刈り機だけでなく林業機械全体でよく出ます。BCi260は、その心理的なハードルを下げる設計になっています。 ループハンドルのスイッチ周り|電源、セーブモード、回転数を自分で決める まずループハンドル仕様の操作部から。ここは使い始めてすぐ差が出るところです。 操作系は主に3つです。 電源ボタン セーブモードボタン 回転数調整レバー 電源ボタンを長押しすると、バッテリー残量ランプが点灯します。作業前に「今どれくらい残っているか」を即確認できるのは、現場では地味に効きます。 セーブモードは「低回転で使える」だけじゃない セーブモードボタンを押すとランプが点灯します。ランプが消えていれば解除状態です。 ここで重要なのが、セーブモードにより回転数が「約30%落ちる」こと。運用としては、バッテリーの持ちを稼ぎながら、必要十分な回転で草に当てられるイメージです。 セーブモード時:低速 1750回転(最小) セーブ解除時:最大 4000回転(最大側) セーブによる回転低下:約30% 使用時間:約50%確保できる 「1750回転ってかなり低くない?」と思うかもしれません。実際、話を聞いた中でも「それで草刈りが足りるのか」と最初は疑問に感じる人が多いそうです。 ただし、他メーカーでもセーブ機能があって低速運用できる流れはあります。そこで、低回転をできるだけ下げる要望があり、BCi260ではかなり低い1750回転に設定した意図があるとのこと。例えばヘリ際や刈る場所の条件によって、あえて回転を抑えて安全に、確実に刈るケースは現場であります。...
ゼノア バッテリー式刈払機 BCi260シリーズについて解説します
暑い季節の草刈りや刈払作業で、バッテリー式が「すぐ止まるのでは?」という不安を持つ方はまだ多いはずです。実際、電動工具全般に共通する悩みとして、熱がたまりやすい環境では保護機能が働いて止まってしまうケースがあります。 そこで今回注目したいのが、ゼノアのバッテリー式刈払機「BCi260シリーズ」です。新発売のモデルとして、操作性、回転数の合わせやすさ、そして何より「熱で止まりにくい」方向にしっかり投資しているのがポイント。エンジン式に近い運用感を目指した設計で、バッテリー式の弱点が年々薄れてきている流れを体感できます。 ここからは、BCi260シリーズの特徴を、実用目線で整理して紹介します。 BCi260シリーズの基本スペックと互換性(36V、ループと両手) BCi260は「ループハンドル仕様」と「両手ハンドル仕様」の2つのタイプがあります。 ループハンドル:バッテリーなし時 3.3kg 両手ハンドル:バッテリーなし時 3.6kg バッテリー:36V さらに使える範囲としては、ゼノアのバッテリーでもハスクバーナーのバッテリーでも対応可能です。チェーンソーなどの関連製品のバッテリーも含め、メーカーをまたいだ互換性を意識した作りになっています。 「いま手持ちのバッテリーがあるから乗り換えにくい」という悩みは、草刈り機だけでなく林業機械全体でよく出ます。BCi260は、その心理的なハードルを下げる設計になっています。 ループハンドルのスイッチ周り|電源、セーブモード、回転数を自分で決める まずループハンドル仕様の操作部から。ここは使い始めてすぐ差が出るところです。 操作系は主に3つです。 電源ボタン セーブモードボタン 回転数調整レバー 電源ボタンを長押しすると、バッテリー残量ランプが点灯します。作業前に「今どれくらい残っているか」を即確認できるのは、現場では地味に効きます。 セーブモードは「低回転で使える」だけじゃない セーブモードボタンを押すとランプが点灯します。ランプが消えていれば解除状態です。 ここで重要なのが、セーブモードにより回転数が「約30%落ちる」こと。運用としては、バッテリーの持ちを稼ぎながら、必要十分な回転で草に当てられるイメージです。 セーブモード時:低速 1750回転(最小) セーブ解除時:最大 4000回転(最大側) セーブによる回転低下:約30% 使用時間:約50%確保できる 「1750回転ってかなり低くない?」と思うかもしれません。実際、話を聞いた中でも「それで草刈りが足りるのか」と最初は疑問に感じる人が多いそうです。 ただし、他メーカーでもセーブ機能があって低速運用できる流れはあります。そこで、低回転をできるだけ下げる要望があり、BCi260ではかなり低い1750回転に設定した意図があるとのこと。例えばヘリ際や刈る場所の条件によって、あえて回転を抑えて安全に、確実に刈るケースは現場であります。...