これを見れば簡単にできる!刈払い機の組み立て方

これを見れば簡単にできる!刈払い機の組み立て方

今回は、ゼノアBCZ275刈払い機の組み立て方をわかりやすく解説します。ネット通販で購入した際にも、このガイドを参考にすれば簡単に組み立てられますので、ぜひご覧ください。

開封の準備

刈払機の組み立てを始める前に、まずは開封の準備をしましょう。箱を開ける際は、中身を傷つけないよう注意が必要です。

開封時の注意点

  • カッターやハサミを使用する場合は刃を短めに出し、中の袋を傷つけないようにする
  • 開封後も袋や箱を保管しておくと、後々役立つことがある

エンジンの開封

まずはエンジン部分の箱から開封していきます。

エンジン箱の中身

  1. 付属品の入った袋
  2. エンジン本体
  3. チップソー(刃)

BCZエンジンが箱から取り出された様子

エンジン部分の開封が完了したら、次は竿の部分を開封します。

竿の部分の開封

竿の箱には以下のものが入っています:

  • 草刈り機の竿(パイプ)
  • 肩掛けバンド
  • 飛散防止カバー
  • その他の部品

草刈り機の竿とその他の部品が箱から取り出された様子

組み立ての準備

これで全ての部品の開封が完了しました。次は実際の組み立てに入ります。

安全対策

組み立て作業を始める前に、安全対策として手袋を着用しましょう。工具を使用する際に手を怪我しないよう注意が必要です。

手袋を着用して作業準備をする様子

ネジの緩め方

エンジンと竿を接続する前に、まず竿の先端にあるネジを緩める必要があります。

使用する工具

付属品の中に入っているプラグレンチを使用します。このレンチの先端にあるトルクス(星型)の部分を使ってネジを緩めていきます。

ネジの緩め方の手順

  1. 真ん中のネジを完全に外す
  2. 左右のネジは完全に外さず、軽く緩める

プラグレンチを使ってネジを緩める様子

これでエンジンと竿を接続する準備が整いました。

エンジンとパイプの接続

次に、エンジン部分と竿(パイプ)を接続します。この作業は少し力が必要になります。

接続時の注意点

  • 防振ゴムの効果で、接続部分が硬くなっています
  • 途中で止まった場合は、少し戻してひねりながら入れ直す
  • パイプの穴とエンジン側のネジ穴が合うまで押し込む

接続をスムーズにする工夫

エンジンが入っていた箱の厚紙(ダンボール)を利用すると、傷をつけずに力をかけやすくなります。

ダンボールを使ってエンジンとパイプを接続する様子

ネジの締め方

  1. 真ん中のネジを最後まで締める
  2. 左右のネジを交互に締めていく(片側だけを完全に締めないこと)

全てのネジがしっかりと締まっていることを確認してください。緩んでいると使用中に危険です。

ネジを締めて固定する様子

これでエンジンと竿の接続が完了しました。次はスロットルワイヤーとスイッチの配線を行います。

ネジの締め方

エンジンと竿を接続したら、次はネジをしっかりと締めていきます。この作業は非常に重要です。

ネジの締め方の手順

  1. 真ん中のネジを最後まで締める
  2. 左右のネジを交互に締めていく

真ん中のネジは最後まで締めてしまって構いません。しっかりと締めてください。

真ん中のネジを締める様子

左右のネジを締める際は注意が必要です。片方だけを最後まで締めてから反対側を締めると、閉まりに偏りが出てしまいます。

左右のネジの締め方のコツ

  • どちらか一方から始める
  • 少し締めたら反対側も締める
  • 交互に締めていく

このように交互に締めていくことで、均等に締めることができます。最後まで増し締めして構いません。

左右のネジを交互に締める様子

締め終わったら、全てのネジがしっかりと閉まっているか再度確認してください。緩んでいると、草刈り作業中に危険です。

スロットルワイヤーの接続

次は、スロットルワイヤー(アクセルワイヤー)とスイッチの配線を接続します。この作業は少し細かいので、注意深く行いましょう。

エアクリーナーカバーの取り外し

まず、エアクリーナーカバーを外します。ネジを緩めて取り外してください。

エアクリーナーカバーを外す様子

スロットルワイヤーの取り付け

  1. スロットルワイヤーをネジ部分の穴に差し込む
  2. キャブレーターのスロットル金具に差し込む

スロットルワイヤーを差し込む際は、向きに注意が必要です。間違えるとエンジンをかけた時に回転が上がりっぱなしになってしまいます。

正しい取り付け方

  • ワイヤーを180度反対に回す
  • 金具に引っ掛ける

スロットルワイヤーを正しく取り付ける様子

スイッチ線の接続

次に、スイッチの線を接続します。クリーナーボディの端子に差し込みます。

  • エンジン本体側:赤と黒の線
  • 竿側:黒の線2本

どちらの線をどちらに差しても問題ありません。向きの指定はありません。ただし、線が交差しないように注意してください。

スイッチ線を接続する様子

カチッと音がするまでしっかりと差し込んでください。接続が完了したら、元の場所に戻します。

悲防止カバーの取り付け

次は、悲防止カバー(飛散防止カバー)を取り付けます。これは作業中の安全を確保するための重要な部品です。

必要な部品

悲防止カバーの袋の中に、以下の部品が入っています:

  • 白い部品
  • 黒いカバー

取り付け手順

  1. 白い部品をスロットルワイヤーの金具に取り付ける
  2. 黒いカバーをアウターワイヤーに被せる

白い部品は、スターター側から後ろにはめて前側に倒すようにして取り付けます。

白い部品を取り付ける様子

黒いカバーは、草刈り作業中にスロットルワイヤーが引っかかったり伸びたりすることを防止します。向きはどちらでも構いません。

黒いカバーを取り付ける様子

最後の部品の取り付け

説明書と一緒に入っている最後の部品を取り付けます。この部品には向きがあります。

  • 「T」の文字が書かれている側をスターター側に向ける
  • パチンと音がするまではめ込む

クリーナーカバーの取り付け

最後に、外していたクリーナーカバーを元に戻します。

  1. クリーナーカバーを取り付ける
  2. ネジをしっかりと締める

クリーナーカバーを取り付ける様子

これで、スロットルワイヤーとスイッチの配線の接続が完了しました。

使用準備の完了

以上で、BCZ275の組み立ては完了です。この状態で、あとは肩掛けバンドを取り付けるだけで使用できる状態になります。

最終確認

  • 全てのネジがしっかりと締まっているか
  • ワイヤーや配線が正しく接続されているか
  • カバー類が適切に取り付けられているか

これらを確認したら、いよいよ使用開始です。安全に注意して、草刈り作業を行ってくださいね。

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