今回は、チェーンソーの再始動の方法と、注意が必要なエンジンのかけ方について詳しく説明します。この情報は特に海外メーカーのチェーンソーに役立ちますので、ぜひ参考にしてください。
ハスクバーナーのチェーンソー再始動の難しさ
多くの方が経験する問題のひとつに、ハスクバーナーのチェーンソーの再始動が難しいという点があります。特に、エンジンが温まっている状態での再始動時に、アイドリングでエンジンをかけようとして失敗するケースが多いです。
昔は、ハスクバーナーがスウェーデン製であるため、日本のような温暖な地域では熱れを起こしやすいと言われていました。しかし、現在のモデルはその問題が解決されています。それでも、再始動時にエンジンがかかりにくいという声をよく聞きます。
正しい再始動の手順
再始動時の正しいエンジンのかけ方について説明します。まず、チェーンブレーキをかけた状態でプライミングポンプを数回押します。これが基本的な手順ですが、さらにチョークを使った操作が重要です。
エンジンが冷えている場合は、チョークをかけてから処爆を促しますが、再始動時はチョークを1つ下げてハーフスロットルの状態でエンジンをかけます。この方法でエンジンがかかりやすくなります。
デコンプの使用について
一部のチェーンソーには、エンジン始動を軽くするためのデコンプ機能が付いています。再始動時はこのデコンプを使用せず、圧縮を抜かずにエンジンをかけることが推奨されます。これにより、エンジンがかかりやすくなります。
デコンプを使わずに引っ張るのは負担がかかりますが、かかりにくい場合は試してみると良いでしょう。
危険なエンジンのかけ方
次に、危険なエンジンのかけ方について説明します。まず、チェーンブレーキをかけずにエンジンをかける行為は非常に危険です。エンジンがかかった瞬間に刃が回り始める可能性があるからです。
特に、ハーフスロットルでエンジンをかけると、刃が回る危険性が高まります。必ずチェーンブレーキをかけてからエンジンをかけるようにしましょう。
落とし掛けの危険性
落とし掛けは、チェーンソーを下に落としながらエンジンをかける方法です。この方法は非常に危険で、特にチェーンブレーキをかけていない状態で行うと、刃が回って怪我をするリスクがあります。
この方法は絶対に避け、エンジンをかける際は地面に置くか、しっかりと固定してから行うようにしてください。
まとめ
この記事では、チェーンソーの再始動と危険なエンジンのかけ方について説明しました。これらの方法を守ることで、安全にチェーンソーを使用することができます。ぜひ試してみてください。
また、防護具の使用も忘れずに行い、安全第一で作業をしてください。