今回は、草刈機のスターターロープの交換について詳しく解説します。スターターロープは、よく切れたりして修理が必要になることが多い部品です。自分で交換を試みたけれど、うまくいかないという方も多いのではないでしょうか。この記事では、正しい交換方法を順を追ってご紹介します。
必要な工具と準備
スターターロープの交換に必要な工具は以下の通りです:
- ドライバー
- ラジオペンチ
- スプレーグリス
- パーツクリーナー
これらの工具を準備したら、まずは古いスターターロープを外す作業に取りかかります。
スターターロープの取り外し
最初に、スターターを外します。ゼノアBC2411というモデルを例に説明しますが、他のモデルも基本的に同じ手順で外せます。
スターターを外す際には、テンションがかかっているスプリングに注意が必要です。テンションを解除せずに外すと、スプリングが飛び出して怪我をする恐れがあります。テンションを解除するには、スターターロープを十分に引き出し、テンションがかからない状態にします。
新しいロープの取り付け
古いロープを完全に取り外したら、新しいロープを取り付けます。ロープをリールに通し、しっかりと結び目を作ります。この時、結び目が外れないように注意してください。8の字結びのような方法で結ぶと、より確実です。
ロープの巻き戻しとテンションの調整
ロープをリールに巻き戻す際には、スムーズに巻かれる方向に注意します。大体3回転くらいで十分です。巻きすぎるとスプリングに過度なテンションがかかり、故障の原因になります。
テンションの確認方法
最後に、テンションが適切にかかっているか確認します。ロープを引き出し、リールを手で軽く回してスムーズに動くか確認してください。動きが重い場合は、テンションを少し緩める必要があります。
再組み立てと最終確認
全ての部品を元通りに組み立てたら、最後にスターターを引っ張ってエンジンにしっかりと引っかかるか確認します。これでスターターロープの交換は完了です。
まとめ
この記事では、草刈機のスターターロープの交換方法を詳しく解説しました。スターターロープは頻繁に切れることがあるため、交換方法を知っておくと便利です。今回の手順を参考にして、ご自身で交換に挑戦してみてください。正しく行えば、プロに頼むことなく、安全に交換が可能です。
交換時期の目安としては、ロープがほつれてきたときや、ロープが太くなってスタートに入らなくなったときが挙げられます。きこりあぐり通販では、スターターロープも取り扱っていますので、ぜひご利用ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。この記事が皆様の作業の参考になれば幸いです。